金融市場には様々な商品があり、その商品ごとにルールが設定されたうえで取引が行われていますが、このうち、私が参加しているのは株式取引だけです。
個人的な意見ではありますが、私は、株式以外の金融商品の取引にはなるべく参加しないほうがいいと考えています。
なぜかというと、株式以外の金融商品というのは、ほとんどがゼロサムゲームであるか、マイナスサムゲームであるからです。
ゼロサムゲームに参加して金だけを追い求めていると空虚になる
また、株式以外の金融商品は、儲けることだけを考えていて、ただ数値の多寡だけを重視しているように見えるのが、あまり好ましくありません。
投資家のイメージというと「少ない元本で多額の利益を導き出す人」というものがあるかもしれませんが、これは、投資家というよりも、どちらかというと投機家のイメージなのではないかと思います。
私が株式取引だけをプレイしているのは、株式取引が非ゼロサムゲームであるからにほかなりません。
株式取引における投資であれば、株価の上昇によって新しい価値が創造される可能性があります。非ゼロサムゲームの魅力は、ここにこそあります。
資本を活用して史上の可能性を拡大することが投資の楽しみ
私は、投資家として、莫大な利益をあげることよりも、この「新しい価値を創造する」という点を重要視しています。
目的は資本そのものにあるのではなくて、その資本が有効に使えるかどうかだと思います。資本はあくまでも手段であり目的であってはいけないというのが私の考えです。
人のことはあまり気にしてもしょうがないですが、資本を有効に使うかどうか、という考え方で投資を志す人があまりおらず、射幸心に突き動かされて目先の利益を回収する投機型の人間が投資家として活動をしている現況は、語義的にもあまり芳しくない傾向だなという感想を禁じえません。
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